2024年夏、12年ぶりのウィーンに行ってきました。
12年前は6人でわらわらと旅をして、オーストリアには楽しい思い出だけがありました。しかし、大人数では入りにくかったカフェや、ケーキに心残りがあって、今回はPと2人旅で、できなかったことを叶えようということになりました。
飛行機は羽田発のFinnairを利用して(マイル利用)、ヘルシンキ経由でウィーンへ。久しぶりの長距離Finnairを楽しみにしていたのに、往路の機内はとても寒く感じて、機内対策で長袖のシャツの上にカーディガンを着込んでいたものの全くそれだけでは足りず、ブランケットも隙間の無いようにしっかりとかぶりました。それでも寒い。寒さにすっかりやられてしまい、珍しく機内食を一口も食べられませんでした(今思えば、食べたほうが体温が上がったかもしれないのに)。写真すら、無い元気のなさ。
1回目の機内食はクラフト紙のような風合いの箱が大小2つ並んでいて、大きいほうは親子丼のようでした。小さいほうは、コールスローがぎっしりと。そのほかにパンがひとつと、キットカットがついていました。2回目の機内食の朝食は、メインのボックスがひとつで、イングリッシュマフィンに卵料理、ソーセージがついていておいしそうでした。食べていないのによく見ているものです。
キットカットと、機内食用カトラリーセット(木でできていて、使いにくそうだけどかわいい)をお土産としてそっと手荷物にしまって、ヘルシンキ空港に到着。
ヘルシンキ空港では、前回のアイスランド旅行の時のことを思い出し、入国審査に時間がかかるかもしれない!と心配になっていましたが、早朝着の飛行機は少な目なのか、入国審査エリアは空いていました。朝は乗り継ぎがしやすいんだな、と今後の参考に。
早朝のヘルシンキ空港は、本当に人が少なくて、全体的にひんやりとした空気が漂っていました。外気温も15度くらいだったのかな。つまり、機内に引き続きうっすら寒かったのです。いつもなら元気があって楽しく歩くのに、もはやゾンビのよう。
入国審査後にラウンジ(シェンゲン域内)で温かい飲み物をいただいたりして身体を温めて過ごし、乗り継ぎ時間まで静かに過ごしました。Pがその間にeSIMの設定をしてくれて、ありがたい〜。
ヘルシンキ空港からウィーン空港までは、2時間くらいのフライトでした。
12年ぶりに降り立ったウィーン空港は、快適そうなカフェがいくつもあったりして雰囲気が良いなぁと感じました。12年前の空港の様子をほとんど覚えていなくて、新鮮な気持ち。ターンテーブルで荷物を受け取ったら、電車でウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)に向かいます。
空港からは2種類の鉄道路線があって、ひとつはCATという緑色の看板が目印の鉄道。こちらはミッテ駅に向かう路線で、空港でかなり目立っています。ウィーン中央駅に行きたい私たちは、RJという赤い電車に乗りました。チケットはスマホに入れておいたÖBBのアプリから購入。こういうの、すっかり便利になりましたよね。チケットの販売の機械を探さなくて済んで助かります。その分スマホを無くしたらどうしよう!なのですが。
空港から1駅、15分ほどで到着したウィーン中央駅は、ホームがすとーんと長いのが印象的でした。個人的に看板のフォントが好きです。
ちょうど車窓から泊まる予定のホテルが見えていたのですが、ホームの端寄りの階段から下りてみたら、ホテルまで人混みを避けつつ最短ルートで向かうことができました。
さくさくっと、お世話になるAndazに到着しました。
今回のホテル選びは、AndazとINDIGO、Imperial Riding School, Autograph Collectionの3つで迷っていましたが、最終的に空港からの行きやすさでAndazに決めました。
時刻はまだお昼ごろ。チェックイン前の時間でしたが、運よくすぐにお部屋に入ることができました。助かります。
チェックインは、小さなカウンターでささっと。
カウンター横にあるこちらのエリアでは、宿泊者は飲み物を自由にいただくことができるようになっています。特に嬉しいのがボトル(ガラス瓶)のお水で、ガス入りとガスなしの2種類を常に完備。追加でお水が欲しい時にはこちらからいただいていました。本当に本当に、旅の間中ずっと助かる嬉しいサービスでした。
お部屋は12階。
エレベーターホールは、いつでもきりっと冷えていました。飛行機や空港が寒いと嘆いていたけれど、この日以降のウィーンの街はずっと暑かったので、街歩き後にこのエレベーターホールに戻ってくるとほっとしました。
とはいえ到着時にはまだ寒さからくる不調を引きずっていたため、私の動きがとにかく鈍く(変温動物みたい)、写真がほとんどありません。よくここまでホテルまでたどり着いたなと思います(全面的にPのおかげ)。
なぜか石鹸だけじっくり写真に納めてありました。このSAINT CHARLES APOTHEKEはウィーンのプロダクトで、Andazではシャンプー、コンディショナー、ボディソープもこちらのものでした。地元のブランドのものがあると嬉しいです。
外の景色は、鉄道しっかりめ。
室内の冷蔵庫のお水や炭酸のジュース、そしてオリジナルのスナックは自由にいただくことができます。お部屋の空調はエレベーターホールよりはやさしく、でもしっかりと快適な温度に常に保ってくれていました。空調があるはずなのに、風をまったく感じなかったことが印象的でした。シャワーもすぐお湯が出て温度調整もばっちり。浴槽はないけど、それが気にならないくらいのちゃんとした湯量。とにかくどこもかしこも素晴らしい。
強いて難点をあげるとすると、冷蔵庫の温度が少し弱めかな、ということと、バスタオルがふんわり系とバサバサ系の2種類どちらに変わるかわからないこと(私たちはその日の運という感じで楽しんでいました)、部屋を彩るデザインが好みかどうかは個人の好み次第かな、というところぐらいでしょうか。デザインだけを考えるとImperial Riding School, Autograph Collectionが私の好きな方向である予感がしていました。でももうそんなことはどうでもよくなるくらい、ウィーンのAndazは良いホテルで、このときに私たちにはぴったりだったのでした。
この日は土曜日で、本当は街歩きをするつもりでしたが、すっかり疲れてしまっていたので快適なお部屋から一歩も出ず、翌朝まで20時間近く寝てしまいました(しかも、食べ物も食べずだったので、36時間くらい何も食べていなかったことに後で気づきました)。
つづく






