Iceland 2016 #5




「どんどん、どんどん行くんだ」
なんてムーミンパパの言葉をふと思い出した、道中。
ムーミンはフィンランド出身だけれど。


昨年走ったリングロードはほぼ舗装されている道でした(東部フィヨルドの一部を除いて)。
それに比べると、西部フィヨルドのエリアには未舗装の道が多めです。多少ガタガタとするので、座っているだけでも体力を消耗しているような気分に。
小石も飛びやすいので、保険はそのあたりを考えてつけておくのが○かな~。


今日はアイスランドでのキャンプ第1回目。
Patreksfjörðurという小さな町のキャンプサイトに着いたのは、18時ごろ。
ここのキャンプに泊まりたい、というよりは、地図で移動を考えた時にこのあたりかなぁ、という基準で選んだところです。

キャンプサイトの近くには、昨年東部フィヨルドエリアで宿泊したFOSS HOTELの系列のホテルもありました。


アイスランドには、ほぼほとんどの町にキャンプサイトがあります。
その管理は近くのホテルがやっていたり、公共の施設がやっていたりとさまざま。そして、規模や設備にも大きな差が。
ここは、町のインフォメーションセンターが管理しているサイトのようで、到着したときには管理人さんの姿は既になく、先にいた他の利用客の人に使い方をざっと教えてもらいました。

設備はだいたいこんな感じ。インフォメーションセンター併設の建物内にあります。

トイレ:男女別
シャワー室:男女共用・2室
洗面:トイレ内の洗面のみ、お湯○
キッチン:ひととおりの道具や、コンロ、オーブンまであり

キッチンまわりは、泊まったことはないけれどホステルなどの共同キッチンみたいな雰囲気なのかなぁと思いました。ナイフやお皿、コップなども共同使用できるようになっています。使ったら、洗って自分たちで戻す。そういったことがちゃんと自然に成り立っていることに驚きました。それぞれの自主性で保たれているにしては、なかなかきれいなのです。片付けたりするスタッフはいません。

ただし、こちらのキャンプサイト、滝のエリアにもいたふわふわとした虫が相当数飛んでいまして、そういった虫の死骸などは建物内にコロコロと落ちています。私は虫が苦手なのですが、外であれだけ飛んでいると、建物の中にコロっといてもあまり驚かなくなるのでした。
そして、欧米のゲストは誰ひとり虫で騒いだりしません。大自然の中に来ているのはこちらですもんね。と、自分にしっかり言い聞かせつつも、静かに虫に動揺し続ける私なのでした…。


テントをを張ってみました。19時ごろだけれど、とても明るい。

こういうテントを張っているのは、自転車で移動している人などが多く、車でキャンプの人はキャンピングカー、またはキャンピングカーの一部のようなカートを車のうしろにつけているタイプ、キャンプ用に整えられた車を利用している人が圧倒的に多いです。

Patreksfjörðurのキャンプ場はエリアがかなり小さ目。この後23時ごろまで、次々とキャンピングカーが到着し、朝起きたら我がテントの周りは駐車場のようになっていました。


すぐ近くにあるN1(アイスランドでメジャーなガソリンスタンド)で、ホットドッグの夜ごはん。
ホットドッグはどこで食べても大体おいしく、そしてお財布にも優しいです。ただ、ちょっとソーセージの風味が予想と違うのです。羊かなぁと思っていたけれど、香辛料の問題?


町のスーパーでもお買いもの。


そしてキャンプ場で迎えた翌朝。
夜には晴れていたのが、あたり一面に霧がかかっていました。
3時までどこかのグループが歌を歌っていて、まだその音が聞こえてくるようなフワフワとした気分。


ここでひとつ失敗のご報告。

お湯などを沸かす火をおこすため、現地でPRIMUSのガス缶を購入し、それに取り付けるべく器具を持ち込んでいたのですが、どこへ行ってもPRIMUSのガス缶が売っていない~。Colemanがほとんどです。
レイキャヴィクで見る時間がなくて(ここが敗因か)、N1やスーパー、何箇所も見たけれど無くて。

後日別の大きな町のアウトドアショップで聞いたところ、「こちらではPRIMUSもColemanも関係なく使うわよ、平気よ」という説明を受けました。それでColemanの缶を使ってみたら、1回は使えたものの、PRIMUSの器具が壊れるという憂き目に。危ないから使っちゃいけないと、そもそも日本での説明にはあるわけで、壊れた原因は正確にはわからないけど、大いに反省しました。トホホ。


そんなわけでお湯はキッチンのコンロで。
コンロがあってよかった。


日本から運んで来ていたスープもあたためました。マグは悩んだ末のDinex。
木のマグか、陶器かいろいろ考えたけれど、軽さと使いやすさがやっぱり素敵。


クロワッサンはBraudのものをいただきまーす。
とりあえず朝ごはんは虫を避けるために車の中です。はは。
早朝すぎて周囲はだれも起きていないこともあって、音を出しちゃ悪いかなぁと判断しました。


テントがあまり結露していなかったので、片付けもささっとすることができました。
そういえば、↑に駐車場のようにと書きましたが、キャンピングカーでいっぱいになった結果、車によっては他の車がキャンプ場から出ないと外に出られなくなっていました。
朝早く出発したくてもできなくなるので、そういう意味では場所の取り方が非常に大事。
この後もそうでしたが、日本のキャンプ場のように区画がしっかりとは決められておらず、そのあたりの管理は自主性にまかせているところが多いようです。

ではでは、荷物をきれいに整えて、出発しまーす。